地球のほぼ裏側から・・・

3月11日

東日本大震災、そして津波の悲劇から1年が経ちました。それぞれの人が、それぞれの思いを胸に、黙祷を捧げたと思います。ここジャマイカでもCNNが追悼式典を中継してくれたため、私達もその模様を見ることができました。

ここ数日、海外にいても何かできないかとずっと考えていました。ひとりの力ではなくて、誰かを巻き込めること。先進国や日本人のたくさんいる世界の各地では、チャリティイベントが企画されているのに、ジャマイカでは何もできないのかな、と。まだまだたくさんの人が仮設住宅で暮らしている、震災後の一瞬はたくさんの募金が集まりますが、やはりその勢いは衰えているはず、少しでも力になりたかったのです。

そして、ジャマイカ人にも、あの震災があったことを、もし忘れていたら、一年に一度でいいから思い出して欲しかったのです。

そのもやもやしていた気持ちを、直前になって夫にぶつけ、何かテリヤキでもできないかな、と相談しました。すると、「じゃあ明日(3/11)の売上のすべてを寄付しよう!コストも全部!」と言ってくれました。まさかそんな返答が来るとは思わず、とても嬉しかったです。

これ、前日の夜の話だったので、看板も手書き、おまけに当日はお店を出しているスーパーマーケットが、青空市場のイベントを予定しており、こういったイベントの日はテリヤキが出せないことが以前にあったため、告知も当日の午後になってしまい、かなり手遅れだったけれど、小さな小さな一歩を踏み出したような気がします。

お客さんには負担させず、その買ってくれた売上が募金になる、お客さんも私達も募金活動ができるのは、とてもわかりやすいはずです。言うまでもなく、ジャマイカにも困っている人たちはたくさんいるので、単純に募金してください、というのは無理がありますし。

私個人としては、企業で働いてきた人間として、CSR(企業の社会的責任)というのはとても大切なことだと考えています。物やサービスへの対価としてお金をいただく、これは当然のことではありますが、お客様なしではビジネスは成り立ちません。それに日本人だからこそできることはこれからも何かあるはずです。

ジャマイカには大きなお金を手にしたとき、調子に乗って態度が大きくなったり、成り上がってしまう方々はたくさんいるのですが(*)、自分たちがそうなったとき(そうなりたい!!)、その恩恵をPay it forwardしたい、そういう気持ちも今回の募金活動には含まれています。

*黒人の祖先は、アフリカから世界各地へ奴隷として海を渡らされてきました。長い間、辛い労働を強いられてきた彼らの子孫たちは、将来のことを考えて貯金するよりも、そのお金でいい車を買ったり、派手な服を買ったりと目に見える派手さを好むんだそうです。だから、Bling-bling(ブリンブリン)文化は黒人がオリジナルなんだそうです。ヒップホップのPVでオープンカーで街をクルーズしたり、ゴールドのアクセサリ、派手なギャルはその象徴です。

まだまだ大変な状況が続いていますが、地球のほぼ裏側にいても私達は日本人だし、帰る場所は日本です、応援しています。
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by af_daba | 2012-03-11 22:59 | Life

縁あって住むことになった地球のほぼ裏側、ジャマイカで、私ことdabanが目で見た、感じた日常をおとどけしまーす。ゆるく、時にあつく。第5シーズンに突入しました。
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