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地球のほぼ裏側から・・・

ジャマイカを知る

ジャマイカがカリブの小さな島だということは知っていたものの、
レゲエのことくらいしか知らなかった私は
レゲエとジャマイカが大好きで、住んだこともあり、
年に何度もジャマイカに行ってしまう彼に話しを聞いていくうちに
この国の何が人々を魅了してしまうのか、さらに知ってみたくなり、
自分で調べるようになりました。



以下は聞いた話、調べた話の両方です。
「百聞は一見にしかず。」わかっていても知りたいことはまず検索、の私は
行ったこともないくせに知識は増え、頭でっかちになっていたかも。

■悲しい過去
かつてはイギリスの植民地であったこと、そして今ジャマイカに
住んでいるアフリカ系の人たちは、西アフリカから
奴隷として連れてこられたこと。

■ことば
公用語は英語であるけれど、パトワ/クレオール語という
西アフリカの言語をもとに英語と組み合わさった言葉が
日常的に使われており、もともとそれは植民地時代に彼らが
主人たち(イギリス人)にわからない言葉で会話するために
使われ、今もなお残っているということ。
(アフリカの文化はこの国に今もたくさん残っています)

■あの歌
野茂英雄の応援歌、ヒデーオ!ヒデエエエオ!で有名な曲、バナナボート。
あの曲はカリブで植民地化されていた国々の、バナナ積みの奴隷たちの労働歌。
「もうすぐ日が昇るよ、早く家に帰りたいよー
バナナ(の本数)をカウントする人よ、日が昇ってしまうから早く数えてよ」
という内容なんだそう。
歌詞はこちら

■超格差社会
ジャマイカには、
1. 生まれた時から貧しく、
 たくさんのファミリーで1軒の家に住んでいる人たちもいれば、
2. アメリカや日本の高級車を乗り回し、丘の上に住む若い歌手もいます。

1から2に成り上がる人も当然います。
国民ひとりあたりの総所得(GNI)は、年間 US$3,400です。
日本円でおおよそ35万円。これが現実です。

ジャマイカを知る_f0169328_039375.jpg

ジャマイカはキングストンの空港(Norman Manley International Airport)

Twiggyみたいに手を振りながらタラップを下りたい。



by af_daba | 2008-05-17 00:43

縁あって住むことになった地球のほぼ裏側、ジャマイカで、私ことdabanが目で見た、感じた日常をおとどけしまーす。ゆるく、時にあつく。第5シーズンに突入しました。
by af_daba
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