地球のほぼ裏側から・・・

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A Christmas Festival of Savings

前回、書きましたとおり、昨日25日は私がプリクラをやっているモール全体のクリスマスイベントの初日でした。朝からみんなはりきってデコレーションをしており、私も少しだけ飾り付けをしましたが、他のお店のディスプレイを見ているのが楽しかったです。

そして6時になり、マーチングバンドの面々が駐車場に入ってくるわけなのですが・・・蓋を開けてみると、なぜだか緑のコスチューム。ダンサーと、バンド、おまけにかなりちゃっちいキャデラック風のオープンカーに、決してキレイとは言えない女子が乗っていました。あぁ、これがジャマイカのレベルだよね、アメリカのパレードを期待しちゃいけないんだった、とがっかりした気持ちに。

そのがっかりさせられた車
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演奏の模様。UsherのOMG演奏してますけど・・・


わたし的にはとってもつまらなかったのですが、ひとつだけ超笑えるポイントがありました。

それはこの子!!
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中高生が多い中で、なぜかひとりだけ子供・・・今回も手伝ってくれているSharifaとなぜか大笑いしてしまいました。本人真剣だったけど。

クリスマスツリーはこれ。明るい時。
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そして点灯式でつけられた明かり!
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しかしこのイベント自体はですね、宣伝不足過ぎたのと、木曜日の開催というのが悪かったので、お客様が全然来ませんでした。それも私のところだけでなく、全体的に。

木曜日の開催、それが25日だから、ということはよくわかるのですが、この国の多くの労働者はまだまだ金曜日の週払い(2週間毎が多い)です。なので木曜日にこれを開催しても、みんなお金がないのです。もちろん、月払いで、25日にお給料を出すところも一般の企業であればポピュラーなはずです。でも、前者のほうがセールでお金を使う傾向が高いことを考えると、金曜日もしくは土曜日に開催するべきでした。

また、バンドの演奏、点灯式をはじめとする外での催しが多かったため、少ない観客たちはお店の中に入らず、そのパフォーマンスをじっと見ているだけでなかなかお買い物をしませんでした。フードコートにいたっては、DEAD!という状態で、遅くまでお客さんを待っていたレストランの人たちは肩透かしをくらったはずです。

そしてもう一つ、気づいたこと。この国の政治が、いかに一般の企業に深く入り込んでいるか、ということです。

ジャマイカの政治については、前にもかる〜く書きましたが、この国の政治は、JLP(ジャマイカ労働党・与党・シンボルカラーは緑)とPNP(ジャマイカ人民党・野党・シンボルカラーはオレンジ)という二大政党によって成り立っています。現在はJLPが政権を握っています。政権が変わることで、企業のトップが変わったり、お役所系の仕事を受け持つ業者も変わるほど、政治の力が大きいのです(公平を保つための入札制度なんてあったもんじゃありません)。

さて、私のいるモールは、このJLPを支持していることは少し前にわかったことですが、今週の日曜日は、JLPの大会がありました。そしてその時、私がツイッターでフォローしている、ジャマイカの二つの新聞社、GleanerとObserver、このうちObserverがこの日、党首である、Bruce Golding(現首相)の発言ついて、しつこいほどツイートを繰り返していました。そこで私は、「あ、ObserverはJLPなのね」と気づいてしまいました。

そして今回のイベントのスポンサーは・・・・・・Observer紙です。

さらにこの写真にもあるように、サンタのコスチュームは。シンボルカラーです。また、そこにはDigicelという携帯電話の会社のロゴマークが。あらあら、DigicelもJLPを支持しているということですね。

さらにさらに!いまさら気づいたのはこのモールの建物の色がだということです・・・・

いろいろな所に使われている緑、そしてその関係性に気づいた瞬間、知らぬ間に洗脳されているような気持ちになりました。また、我々も、バビロンシステム(*)の中にいるんだな〜と考えさせられました。と、そのことをセキュリティの子に言ったら「今アキコ、バビロンシステムっつった?あはは!アキコがそんな言葉使うだなんて!」って笑われました。本気でその怖さを感じたのに。

*バビロンシステム
わたしもすべてを知っているわけではないのですが、私が知った限りを言うと、自分だけが有利になるようなしくみをつくったり、自己中心的に世の中を支配しようとする人たちー企業の上の人達、警察、政治ーをあらわします。ラスタ教を信仰する人たちは、このシステムを嫌う傾向が強くあります。

ちなみに今日もかなりスローな感じで、がっかりです。疲れたー!(本音)
明日は最終日、気合い入れて頑張りまーす。
12月は日曜日も出勤なので、来週はお休みをいただいて前休みをもらう事になっていまーす。楽しみ♪
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by af_daba | 2010-11-26 13:16 | Business

A Christmas Festival of Savings

明日からの週末はコレ!
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プリクラを置かせてもらっているモールと、その近隣モールに置いて少し早いクリスマスイベントが行われます。この週末にクリスマスのお買い物をしちゃいましょう♪というのが目的ですね。お給料日後ですし。

明日の夕方は、サンタとミスユニバースで2位になった、ジャマイカ代表のモデル、Yendi Phillipsがゲストとして登場、クリスマスのライト点灯式が開催されます。またそれに伴い、各店舗もこの週末限りの特別価格をご提供。

このイベントは今年初めてなのですが、先日のFashion's Night Outの成功もあり、お客様も、そしてモールや店舗側も期待していることでしょう。我らがStick it!も参加します。

この模様はまた後日お伝えしたいと思います。私も買い物できるといいな〜
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by af_daba | 2010-11-24 13:34 | Business

SOBA Night

昨日、日曜日は、私たち夫婦がジャマイカで一番好きな人、Davidの家に久しぶりに遊びに行ってきました。この人に会えると決まった時点で心踊っちゃって♪ 

お母様が亡くなってから、しばらくご無沙汰していたのですが、日本からお蕎麦を送ってもらったので、おすそ分け。今回は天ぷらも作ることに。着いた頃はまだ明るかったのでちょっとぼーっとしたり、外の景色を眺めたり。でも、ここのところ日本と同じように、日が暮れるのが早いので、気づいたら暗くなってました。

ちなみにこちらのお宅、私たちの憧れの家なのです。ジャマイカではシロアリの発生をおそれ、避けられがちな木でできた家(屋根と床)、広いリビング、シンプルで作業のしやすいキッチン、さらに忘れてはいけない、この丘の上という立地条件ゆえの景色の素晴らしさ、すべてが素敵なんです。(実際暮らすとしたら丘の上は不便だと思うけど)

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天ぷらは全部準備していったのにもかかわらず、失敗しちゃいけないと思うと慎重になり、思っていた以上に時間を取られ、Davidと夫はおしゃべりしていたけれど、私は超集中(笑)

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夜のリビング。そして外にキラキラしてるのはこれ。

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手前は山です。

天ぷらの写真は特に珍しくもないと思うので、載せませんが、Davidが喜んでくれて本当によかったです。そしてお母様の話や、ジャマイカのこと、私たちの将来へのアドバイス、たくさんの話をしてくれて、うっとりした時間でした。

ご飯は何を食べるかより、誰とどこで食べるかが重要だね、って夫が言ってたんですが、本当にそのとおりです。

次はDavidの家に料理を作りにきてくれるおばちゃんに料理を習う、と約束。楽しみだな〜♪
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by af_daba | 2010-11-22 14:06 | Life

またまたNew Born 2010

今年、たぶん5回目くらいの子犬誕生・・・
ちなみに、5回と言っても、全部同じ犬からではなく2匹の雌犬が産みました。また、私たちが全部飼っているのではなく、所有権?は大家にあるので、私たちがエサをあげたりしているわけではないのです。
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今回は6匹。これはそのうちの1匹です。
あ〜この時期が一番かわいい。

そして!featuring NERO
(NEROだけは私たちが世話をしています)
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可愛すぎる〜〜〜(飼い主バカお許しを)
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by af_daba | 2010-11-21 22:58 | Life

この日の空

こんなに美しい空なのに、ジャマイカ人は誰も反応しない。
みんなにとっては当たり前だからだけど、私には贅沢なんだな〜

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by af_daba | 2010-11-19 10:55 | Sky

迷い鳥

今朝、家の中に小鳥が迷いこんできました。びっくり。
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玄関のドアから入ってきた様子なのですが、この窓、実はガラスの部分は網戸が固定されていて、小鳥は外に向かって出ようとしてた様子。窓に突進したものの当然出られないので、何度も何度もぶつかっていました。痛くなかったかな。
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けれども、このガラス部分の両脇、白い部分は開くようになっているので、ほうきで誘導しつつ、この脇の部分から逃がしてあげることができました。

それにしても朝から驚きました〜

ちなみに、室内に鳥が迷いこんでくるのを見るのはこれが初めてではなく、前に眼鏡屋さんに行った時にも同じ事が起きてみんなでびっくりしたものです。

この鳥が幸福を運んでくれるといいのですが☺ なお、この鳥は、ハチドリ(英語名:ハミングバード)です。
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by af_daba | 2010-11-16 15:02 | Life

Stick it! 1st Anniversary

今月でプリクラビジネス(お店の名前は"Stick it!"です)を店頭で始めて1年が経ちました。
動きそのものは去年の春くらいからでしたが、お店を開けたのが11月だったのです。

まだまだ全然黒字になっておりませんが!!(泣)
楽しさを伝えるべく精進してまいります。

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これは先週、いつも手伝ってくれるSharifa(左)と、うちの大家の娘、Abigail(中)と撮ったものです。え〜、ふたりともまだ10代です。そんな中にずうずうしくも3X歳が混じってみました・・・(照)

この二人はまだこの場所でしか会ったことがないのですが、プリクラを通じて?私を通じて?出会い、仲良くなってくれたのはすごく嬉しい。会うたび仲良くなっていく姿を見るのは微笑ましいのです。

これから12月に向けて街も華やいできます。
今月末は、モールのクリスマスイルミネーション点灯セレモニーと、それにともない、お買い物に来るお客様へのスペシャルオファーが、そして12月はモール全体が忙しなくなり、クリスマスイブは夜中まで人がはけないほどの盛り上がりになります☺皆がいつもよりも着飾ってたり、表情もキラキラしているので、お客様を迎えることが本当に楽しみです。
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by af_daba | 2010-11-15 22:00 | Business

ハムスター

今テレビを見ていたら、Black Sheepの超・超名曲、Choice is Yoursがかかりました。あっ、と思って顔をあげたら、ハムスターが音に合わせて踊っていました。

アメリカの自動車会社、KIAのSoulという車のコマーシャルなのですが、ハムスターにヒップホップな服を着せ、この曲の一番有名なフレーズ、"This or That"に合わせて、Soulと他のものを比べて、どっちがいい?と見せています。

とにかくハムスターがかわいいので(小学生の頃飼っていました)、観てみてください〜

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by af_daba | 2010-11-14 23:55 | Music

秋のバザー

土曜日はもちろん仕事があるのですが、今日はどうしても行きたいと思っていたイベント、
International Proxy Parents主催のバザーがありました。はるか昔のことですが、幼稚園の頃、バザーは毎年11月にあった覚えがあるので、私の中では秋のイメージが強いのです。

さて、お恥ずかしながらこの組織の日頃の具体的な活動を存じあげないのですが、"Proxy Parents"というだけあって、誰でも親のいない子供たちの親代わりとなってサポートしてあげられるような仕組みを運営しているのだと思います。チャリティー団体ですね。

このイベントでは、各国のブースが出、それぞれの国の特産品、おみやげ的な物、フリーマーケットのように誰かの使ったものが売られていました。また、食べ物を出している国もありましたし、日本のブースでは、私の友達であるRIEさんによるヘアカット、こちらにも時々遊びに来てくださるアーティストのRicoさんによる似顔絵コーナーがあったようです(私が行った時間が早かったため見ることができませんでした)。

また、今月は、このバザーと、そしてコンサートがあるようで、その売上がすべてこの団体に寄付されるようです。

ホテルのプールサイドで行われたのですが、こんな感じでプールを囲むように各国のブースが出ていました。
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私はというと、日本のブースで頑張っている友達二人と、お世話になっている方々にご挨拶をしたあと、各国のブースを一回り。ひととおり見たあとで、何を買うか決めました。外国のブースが私のお目当てだったのです♪

そして戦利品がこちらの二つ。クッションは、IPPの施設にいる子供たちが作った物、星の模様がついたキャンドルホルダーはアフリカのブースで中古ですが気に入ったので。(こういうシルバーのキャンドルホルダーって、この国にはなかなかないんです)
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どちらもかわいくて大満足のお品です。

ところで、参加国の中に、アメリカやイギリス、カナダなどの大国、ヨーロッパ勢が全然いなかったのが不思議でしたが・・・。

ちなみに、チャリティーに対する考え方なのですが、ジャマイカに来てから少し変わりました。これはとても複雑な気持ちなのですが、恵まれない子どもが多い割に、国がサポートしていないこの国では、いくら組織に寄付をしたところで、上の人が持っていってしまうことが多いと言われています。だったら直接貧しい子供に何かしてあげたほうがいいのではないかと思うほどです。

とはいえ、やみくもに「お金ちょうだい」と求められるとあげたくないのが私の心理。何かしてくれたら(労働と引換に)お金を払えたらいいなと思っています。

なので、今回の買い物は私にとって満足できる形(その子たちが作ってくれたものに対して対価を払う)でした。それは見返りを求めているのではなく、「物」という形で寄付したことの成果を見ることが出来たら素晴らしいという意味です。

ここからは、今回のバザーに対して思ったことですが、ジャマイカは、財政面において豊かな人と貧しい人達の生活にほとんど接点はありません。参加している人たちは私が見ても豊かな人達がほとんどで、実際貧しい人たちの生活をまったく知ることもなく生きているし、知ろうとも思っていない人たちが多く開催に携わっていたようです。

誤解してほしくないのは、それがいけないと言っているのではありません。「寄付」という行為ができるのは、少しでも余裕がある人達ですし、自分もその一人であることには間違いはありません。
ただ、こういったチャリティの活動にしても、そしてジャマイカにおけるエコ活動にしても、財政面において豊かな人達だけの「自己満足」で終わったらまったく意味がないのです。貧しくて育てられなくて放置されてしまった子供が増えないように、学校の教育の中で、学ぶことは大切なこと、きちんと避*妊し、計画をたてること、家族のありかたを見せること、そういった動きをしていかなければ、エイズも増える一方です(もちろん真面目に恋愛をして結婚している人もたくさんいますが、結婚をせず、複数いる子供の父親が全員違う人もまだまだいます)。

*今、たまたまつけていたBET(Black Entertainment TV)の、ニュースに対してディベートする番組で、「黒人女性の45%は結婚していない」と言っていました。これはアメリカだけの数字だと思いますが、ジャマイカも同じくらい、もしくはそれ以上いてもまったくおかしくありません。

エコについては、ここ数年で動き出した団体があるようですが、こちらも豊かな人達によって行われています。実際、一般家庭では庭でゴミを燃やす人は五万といますし、ゴミの分別・リサイクルはなし、ゴミのポイ捨ては一向に減らないし、モラルの低さにうんざりするほどです。こういう人たちへの、国をあげての働きかけがない限り、地球の温暖化を知らない人のほうが多いはずです。美しい海の砂浜が年々狭くなってきていることも別に気にかけていないのです。

熱くなって書いてみましたが、私ができることと言えば、普通の会話の中でいろいろ教えて、というのは上から目線で生意気ですが、出来る限り、伝えていっています。そういうことで少しずつ変わってくれたら最高に嬉しいのです。

毎日がカルチャーショックで、考えさせられることが本当に多い国です。ジャマイカのことを好きじゃないと思っていましたが、本当にジャマイカを嫌いな人は、もっと「嫌い」度合いが強い様子なので、私はけっこうジャマイカのことを好きになってきているみたいです。

*追記(11/17)
この記事を書いて数日経って読みなおしてみると、少し私の感情が強いのが自分で変だなあと思いました。こうするべきああするべきと書く割に何もしてないですしね。
具体的に私がやりたいのは、石原軍団の炊き出しみたいなやつです(気づけば名前もそのとおりですね)。みんなが暖かくなれる何かをしたい。その場限りの手助けかもしれないけれど、みんなの笑顔が見られたら私も嬉しいな。(実際はお腹へってる人は切羽詰まって殺伐としてるかもしれませんが)ちょっと反省?思い直してみたので追記しました。
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by af_daba | 2010-11-13 23:09 | Life

人間の絆 / サマセット・モーム

先日、ジャマイカでよく本を貸してくれるお友達から薦められて読み始めた、人間の絆 / サマセット・モーム 全4巻を、ついに本日、読み終えました。

人間の絆〈上〉 (岩波文庫)

モーム / 岩波書店



ぜひとも自分の為に感想を記しておきたい本なので、まとめてからまた今日のこの記事にUPします。とりあえず今日読み終わったということを先に書きたかったので、今日はこれにて閉店☺

===========そして感想を書いてみました (11/09/2010) ==============

この話は、主人公のイギリス人、フィリップの、母親に旅立たれた9歳から、30歳くらいまでの物語です。時代は1800年代の終りから1900年代の初めあたりと思われます。また、著者 サマセット・モームの自伝とも言われています(少し違う部分はもちろんありますが)。

4冊もあり、本当に長い長い話だったので、あらすじを書くのも大変なので、一度書き始めてみたものの、ダラダラしてしまいそうだったので、簡潔に。

フィリップは足が悪いのですが(片足は引きずっているようです)、そのハンディキャップを持ちつつ(つまり若干の差別も受けつつ)、この21年間、自分の道を見つけるために(心の)旅に出ます。場所にしたら、イギリス、ドイツ、フランス、そしてまたイギリス。自分がハンディキャップを持っていること、悔しい思いをすること、何かに対して恥ずかしいと思ったり、優越感を感じたり、たくさんの挫折をしたり、美しいものを見て感動すること、恋をすること、そして理性とは何なのかを考えること、本当にたくさんの「人生で初めてのこと」を体験します。また、そこには苦悩がありつつも、心の友に出会い、あれこれと議論しあっては前に進んだり、元に戻ってしまったりするのです。

人の人生ですから、当然わたし自身が同じように経験してきたこともあるので、人生で初めて体験する「感覚」に対して書かれている部分は、自分が当たり前のように自然に体験したことも、客観的に見るとこういうことなのだ、と考えさせられました。(自分がいつか親になる日が来ることも想定し考えた)

が、このフィリップ、20歳頃になると恋愛に溺れ始めます。初めは恋に恋をし、10歳以上も年上の、それも著者の描写で感じ取る限り決して美しいとは思えない女性と関係を持つことに浮かれるのです。そしてその後、イギリスに移った後も、給仕の女に恋をするのです。何度裏切られても、貢いでしまう場面に「ちょっ、もーーー・・・フィリップ、アホ過ぎる」と何度思ったことでしょう。このあたりがこの本(彼の人生の)の最高に面白い部分(時期)だと思います。

もちろん、恋愛の話ではなく、彼自身の身の振り方も、ひとつの場所にとどまっていられなさすぎて「また続かない・・・」とがっかりさせられることはあるのですが、だんだんと強くなっていく彼の意志にほんの少しだけ、勇気づけられます。

後半に進むにつれ、彼の人生がどうなっていくのかを知りたくて、この本を置くことができなくなるのですが、最後の面白い部分は書かないでおきます。

誰かに読んでほしいです。どうやら長い間絶版になっていたようなのですが、再版されたようなので、お手にとってみてください。

なにより、この本についてどう感じたか、を誰かと話してみたいのです。
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by af_daba | 2010-11-08 11:11 | Book/Movie

縁あって住むことになった地球のほぼ裏側、ジャマイカで、私ことdabanが目で見た、感じた日常をおとどけしまーす。ゆるく、時にあつく。第5シーズンに突入しました。
by af_daba
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