地球のほぼ裏側から・・・

思い立ったら吉日

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予定が変更となり、その時間が空くことになりました。そこでツイッターを見ていたら、雑誌Figaroのアカウントで「きものの文様」という展覧会が新宿の文化学園服飾博物館で行なわれている事を知りました。ウェブサイトを見たら、「行きたい。色に囲まれたい」と思って、行ってまいりました。めったに行かない新宿に。

ここは文化服装学院とか、文化学園大学とかっていう学校の運営している博物館で、年に4回、こういった特別展示を行っているんだそう(残念ながらそれ以外の期間は閉館するんですって)。会場はそれほど大きくなくて、1階と2階にそんなに大きくない展示会場。1時間くらいで観終わる感じです。

そしていざ入ってみると・・・
着物の世界が素晴らしすぎてうっとりです。言葉では上手に表現できない、素晴らしい衣服の文化。

-- 日本のきものには世界に類を見ないほど多種多様な文様が表され、表現の方法も具象や抽象等さまざまです。自然と共生する日本人の暮らしぶりは、文様表現にも色濃く反映され、身近な植物や動物はもとより、四季の移ろいや、風景に至るまでを文様として着物に取り込んでいます -- (会場でもらったしおりより)
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言われてみればまさにその通りで、季節を意識した素材感はもちろんのこと、色遣いが美しい。

きものの色遣いは、今の洋服の合わせ方にも非常に参考になる絶妙な色遣いが多いのですが、特筆すべきは、きものはドレスであり、上下分かれていない1枚の中で複数の色を使って表現している事です。上半身は薄い水色、帯の部分は白(帯が来る事を想定した上で)腰の下は若草色に金の刺繍、そして裾はちらりと見える朱色、といった、グラデーション、また、その一枚の中にストーリーがあるのです。
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描かれている絵や刺繍は季節の植物や動物だけでなく、仕立てられた目的(結婚などのお祝い事、長寿や子供の成長を祈るようなもの)に最大限の心を込めて作られた事が、その着物や帯の一つ一つに現れています。刺繍の細かさったら、顔を近づけて見てしまうほど、根性作られています。心から尊敬。展示されているきものたちは、江戸時代頃から昭和初期にかけてのもので、ミシンを使っていません。だからこそ、その細かさに驚かされるのです。
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もちろん刺繍のない普段着のきものもありました。その文様には謎解きのような、シャレの効いたものもあったそうで、そこに楽しみがあったのでしょう。
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これらの貴重な着物をとてもいい状態で保管している文化学園にも感謝です。着物で来ている女性もいて、素敵だったなぁ。

もちろん洋服も大好きだけど、着物の素晴らしさに開眼させられました。

奇しくも、行った日に持っていたバッグが着物の生地を使って作られたもの。きっとここに引き寄せられたのは、最近見た風呂敷や手ぬぐいに心惹かれたからに違いない。

外国に住んでいるのだから、世界に誇れる素晴らしい日本の文化にもっともっと触れて、皆に伝える事ができたらいいのだけど。

あと行けたら、伊豆のつるし雛祭りに行きたい。。。。
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by af_daba | 2013-02-20 21:38 | Fashion/Art

縁あって住むことになった地球のほぼ裏側、ジャマイカで、私ことdabanが目で見た、感じた日常をおとどけしまーす。ゆるく、時にあつく。第5シーズンに突入しました。
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